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あがり症の薬

私がリーゼはあがり症に効果が期待できないと思った理由

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あがり症に悩んでいて病院で薬を処方してもらうことを考えている人は、どんな薬が効果があるのか
知りたいところですよね?あがり症によく処方される薬には、例えばリーゼがあります。
でも体験談を読んでいると、リーゼを何か月か飲み続けたけど、効果があった実感がないという人が
いました。

私もあがり症で悩んでいて、病院で薬を処方してもらったことがあります。
でも効果が実感できず、最終的に専門家が監修したテキストで症状を抑えることができました。

ここでは、あがり症に処方されることが多いリーゼについてお話していきます。
抗不安薬であるリーゼとは、どういう薬なのでしょうか?

そもそもあがり症は病気?病気じゃない?

あがり症とは、人前で極度に緊張してしまい、声が震えたり、体が震えたりする症状のことです。
社会不安障害の一種と思っている人もいますが、症状が似ているだけで同じではありません。

調べてみると、社会不安障害(社交不安障害)という社会とかかわりをもったり、人前に出たりする
ことに強い不安を感じて生活に支障が出てしまう病気でした。あがり症と似ていますね。
でもあがり症の人は人前や異性を前にした場合など、特定の場面でしか発症しません。

ただすべての場面で緊張してしまうタイプのあがり症の人もいて、このタイプは社会不安障害の
パフォーマンス限局型と症状がほぼ一緒です。

人前で緊張しすぎてしまう、苦手な人と話すことができない、緊張のあまり自分の本来の能力を生かせ
ない、学校が続かない、仕事が続かないなどの症状があり、生活どころか人生にまで悪影響です。
こうした症状に悩んでいるあがり症の人たちは、ほとんどが「生まれ持った性格」と誤解しています。

あがり症という病気はありませんが、心療内科を受診すると病気と同じレベルの薬の処方やカウンセ
リングをしてもらえます。でもあがり症が薬で治ったという人よりも、薬以外であがり症が治った人の
ほうが多いです。

つまり、あがり症は病気ともいえる生活に支障が出る症状だけど、薬では治りにくい症状なのです。

私がリーゼを使ったあがり症の治療は効果が出にくいと思った理由

あがり症の薬であるリーゼは、抗不安薬の一種です。
即効性があると言われているので、飲み始めてすぐから効果を期待できます。

リーゼで期待できる効果は、不安や緊張を落ち着かせること。緊張と密接に関係している自律神経への
効果も期待できるのですが、飲み続けているとだんだん利かなくなってくる可能性があります。
体がリーゼによる作用に慣れてしまって、もっと強い薬を飲まないと緊張が和らがなくなってしまう
のです。

また「リーゼを飲まないと、緊張してしまう」と、薬に依存してしまうこともあります。
私もあがり症で悩んでいるときに、「飲めば緊張しなくなる薬があれば、いくらでも出せるのに」
と思っていました。自分でどうにもできない症状だから、薬などに頼りたくなってしまうのです。

リーゼそのものには中毒性がある成分があるわけでもないし、長時間作用します。
でも精神的に依存してしまったり、どんどん強い薬を飲むことになってしまう危険性があります。
だから、私はリーゼを飲んであがり症を改善する方法はよくないと思っています。

抗不安薬はリーゼ以外に、リポトリール、デバス、ワイパックスなどがあります。

リーゼを病院でもらうときの診断方法

リーゼを病院でもらいたいと思っている人で、心療内科でどういう診断をされるのかわからなくて
不安な人もいることでしょう。

調べてみると初診の時は問診票に記入して、再診の患者さん優先で診断室に呼ばれます。
診断時間は30分程度、自分で自分の症状を説明して、治したいことを医師に話します。
薬物療法と心理療法を組み合わせて治療を進めまずが、まずはリーゼなどの薬を処方されることが
多いです。

再診は予約で優先してもらえるとはいえ、忙しい人は通院するのが大変だと私は思います。

リーゼは頓服薬だからあがり症の治療には向かない

リーゼは抗不安薬です。
抗不安薬は、頓服薬で発作や症状がひどくなったときに、その症状を抑えるための薬です。

だからリーゼを飲んでいるだけでは、あがり症の症状を抑える効果しか期待できません。
根本的にあがり症を改善したり、治療したりする効果は期待できないです。
根本的にあがり症を改善するためには、SSRIというセロトニンを増やす効果が期待できる薬が向いて
います。

セロトニンは、ハッピーホルモンという別名がある脳内の物質です。
セロトニンが脳内に増えると安心感や幸福感が増すので、あがり症を根本から治す効果が期待できます。
ただSSRIも薬なので、軽いものですが副作用があります。

しかもSSRIを処方された人の体験談を読んでいると、「SSRIのパキシルと、抗不安剤のワイパックス
を処方された」と書かれていました。SSRIで基本的な治療を、症状がひどくなりそうなときは抗不安
薬で予防をするという方針ですね。

これは心療内科でよく行われている治療法です。
リーゼもワイパックスと同じ抗不安薬なので、SSRIと併用することを進められる可能性が高いです。

体験談には「SSRIを飲むと軽いそう状態になって、抗不安薬を飲むと不安そのものがなくなった。
でもしばらくして症状が改善したから、薬を減らしたら脳を揺さぶられる感覚になってしまった」
と書かれていました。

これは禁断症状ではなく、離脱症状です。薬を飲み始める時にも副作用がありますが、薬を絶つ時
にも副作用があります。私はこれを読んで、薬での治療のリスクを感じました。

長年悩んでいるあがり症はリーゼでは治らない

リーゼは抗不安薬の中で、効き目が優しい方といわれています。
ですので長年あがり症に悩んでいる人の口コミには、効果が弱すぎて効かないとよく書かれています。

ただ効果が弱い分、副作用も弱いので、安全性が高いです。
自律神経失調症のめまい、肩こり、食欲不振などに効果が期待できます。また麻酔前に飲む薬でも
あるので、意外と身近な薬ともいえますね。

リーゼの効果が期待できるのは、軽度のあがり症、不安、頭痛がある人です。
1日3回飲む場合と、緊張する場面のときだけ飲む場合があります。

リーゼはほかの抗不安薬と同じようにベンジゾアゼピン系の薬で、抗不安だけではなく、睡眠や
筋弛緩などの効果も期待できます。筋弛緩とは筋肉の動きを抑えることです。
緊張で体がこわばったり、手が震えたりするのを抑える効果が期待できます。

抗けいれん効果も一応ありますが、リーゼの抗けいれん効果はとても緩やかなので強い緊張には
効果が期待できません。あがり症で悩んでいる人は長年症状に苦しんでいたり、強い症状で生活
に支障が出ているので、私は効果が穏やかでは治療にならないのではないかと思いました。

リーゼがぜんぜん効果がなかったら飲み量を増やしてもいい?

あがり症のさまざまな対策をしても効果がないし、リーゼを心療内科で処方されて飲み始めても
効果を実感できない場合は、飲む量を勝手に増やしてもいいのでしょうか?

調べてみると、処方薬の飲む量は勝手に減らすことも勝手に増やすこともしないほうがいいことが
わかりました。医師はあなたを診断して適切な量を処方しているので、その量を勝手に変えると
異常な症状が出てしまうことがあるそうです。

リーゼは、抗不安薬で精神面に作用するといわれている薬です。
異常な精神状態になってしまい、周りの信頼を失うことも考えられます。

リーゼ以外の処方薬も飲む量を自己判断で変えないほうがいいでしょう。
例えばβブロッカーという心拍数を抑える処方薬は、心臓のドキドキを抑える効果が期待できます。
でも、あがり症特有の強い不安や心配は消えないですし、勝手に飲む量を変えると心臓に負担がかかります。

リーゼ以外の抗不安薬であるデバスやコンスタンなどの薬も、勝手に飲む量を変えてはいけません。

また市販のあがり症に効果が期待できる薬は、生薬を配合しているものが多いです。
生薬は西洋薬に比べると副作用が軽いですが、まったくないわけではありません。

あがり症の人が良く飲んでいる市販薬には14種類の生薬が配合されている「ロート加味帰脾湯錠」や、
ハーブ系の生薬が使われている「イララック」、イララックと同じ生薬が2種類使われている「パン
セダン」などがあります。

でもどの薬の場合も飲む量やタイミング、副作用などを心配しないといけません。
あがり症の症状以外の心配事が増えてしまうので、私には薬物療法は負担の大きい治療法に思えます。

インデラルとリーゼならどちらのほうがあがり症の治療に向いてる?

リーゼのほかにインデラルという薬も、あがり症によく処方されます。
でもインデラルもあがり症の根本的な治療には、効果が期待できません。

インデラルは心臓の心拍数を抑える効果が期待できる薬です。
あがり症の人は緊張で心臓がバクバクして、人に聞こえてしまうのではないかと不安になることが
あると思います。

その心拍数が抑えられればとても気持ちが楽になると思いますが、人前に出るまでの不安や緊張は
ぬぐうことはできません。リーゼは精神に作用する効果が期待できる薬なのでインデラルとリーゼ
なら、リーゼのほうが効果が期待できると私は思います。

Q1病院でもらえるリーゼと市販薬のイララックはどちらのほうが効く?

A:リーゼは医師の診断と処方箋がないと買えませんが、イララックはなくても買えます。
これはリーゼのほうが効果が強い傾向にあるからです。ですので、イララックよりもリーゼのほうが
強い効果を期待できます。

でも強い効果が期待できるということは、副作用も強い可能性があるということです。
試すならイララックをまず飲んでみて様子をみてから、リーゼという順番がいいでしょう。
詳細は医師に相談しましょう。

Q2リーゼとイララックの併用はしても大丈夫?

A:リーゼとイララックは、基本的に併用するものではありません。
飲んでみて効果がなく薬を増やしたい場合は、医師に相談して2種類の薬を処方してもらいましょう。

2種類の市販薬を自己判断で併用するのは、飲み合わせを間違えてしまったり、副作用が心配です。
市販薬の併用は、辞めておきましょう。
このように市販薬は自己判断で飲むため飲みすぎてしまったり、危険な併用をしてしまう可能性が
高いと私は思います。詳細は医師に相談しましょう。

Q3処方薬リーゼと市販薬ウットはどちらのほうが効きますか?

A:リーゼは処方薬の中では、ほかの抗不安薬と比べると効き方が穏やかと感じる患者が多いです。
パキシル、ワイパックス、メイラックスなどのほうが効き目があるという口コミがいくつかあり
ます。

ウットは市販薬なので処方薬よりは、効果も副作用も穏やかといわれています。
でもウットは副作用があるし、長期連続使用は危険といわれています。
また値段もリーゼは1錠約7円なのに対し、ウットは1錠約157円です。
金銭的にも長期使用は負担になるのでウットかリーゼなら、リーゼがいいでしょう。
詳細は医師に相談しましょう。

Q4リーゼと同じ頓服としてメイラックスを処方されたけど、頓服に向かない?

A:リーゼもメイラックスも頓服薬ですが、長期的に飲み続けることで効果を発揮します。
でも毎日飲み続けていると、効果が出にくくなってしまいます。

ですので、緊張する場面の2時間くらい前に飲むことを何度か繰り返して、効果が出るのを待ちま
しょう。

メイラックスのほうがリーゼよりも効果が強いといわれています。メイラックスの効果が強すぎて、
副作用で苦しんでいた人がリーゼにしたらちょうどよかったという場合もあります。
ですのでメイラックスを飲んでダメだったから、リーゼもダメというわけではありません。
詳細は医師に相談しましょう。

SSRIと抗不安薬を併用してもあがり症は治らない

体験談の人は「SSRIと抗不安薬を使っても、あがり症は治らない」と医師に言われたそうです。
その理由は「しょせん薬だから」で、人と話をして苦手を克服しないと完治しないそうです。

あがり症は心の症状で、心は脳にあります。だから脳に作用する薬を飲めばあがり症は治りそうですが、
実際には心を鍛えないと、完治は難しいのです。

心は意識に働きかけます。調べてみると、人の意識の90%以上は潜在意識なのだそうです。
人が自分でコントロールできる意識は、氷山の一角のようにごくわずかです。
潜在意識を変えればあがり症は改善する可能性が高いですが、変えるには知識がいります。
私は処方薬でどうしかできるものではないと思うし、当然市販薬でも完治は難しいと思います。

薬物療法以外の治療法

心療内科には精神科医がいるので、リーゼなどの薬物療法以外の治療法もしてもらえます。
例えば、認知行動療法や森田療法などです。

認知行動療法とは、極端な思考回路を穏やかにしていく精神療法のことです。
あがり症の人は「周りに評価されたい」という人としての基本的な欲求が「評価されなければいけない」
という義務になってしまっています。

そして「自分なんかが評価されるわけがない」「評価されない自分は人前に出るべきじゃない」という
強い自己否定が始まってしまうのです。自分で自分に強いプレッシャーをかけてしまうくせをほぐして
いくのが認知行動療法です。

森田療法は緊張しないようにするのではなく、緊張している自分を受け入れる治療法です。
「緊張してしまっていても、行動はできる」ということを体験し、強い緊張状態でも冷静でいられる
ように自分の行動や発言に意識を集中させます。

でもこうした治療法は、緊張する場面で実践的に行う必要があります。
症状が治るまでがとても辛いですよね?
体験談をみてみると実際にこうした治療法で挫折して、さらに自信をなくしてしまう人もいるそうです。

実践的な治療法に挫折すると、病院へ通うこと自体が辛くなって、市販薬に頼ることになります。
でも市販薬は処方薬とは、少し違う危険性があると私は思います。

酔い止めが効果があるらしい…

あがり症は興奮した時に活性化する自律神経の交感神経が影響しています。
自律神経のバランスを整えて、副交感神経を活性化すればリラックスすることができます。

その自律神経のバランスを整える薬は、更年期障害などの市販薬がありますが、あがり症とは症状が
違うので効果は期待できません。しかし、「酔い止めの薬を飲んだら、赤面症がなかった」という
口コミがありました。

調べてみると酔い止めの薬は自律神経を調節する作用があるので、効果が出ることもあるそうです。
でもこの薬を飲まないと赤面してしまうので、私はやはり根本的な解決にはならないと思いました。

薬以外の方法あがり症を改善した人

あがり症を薬以外の方法で、完治している人はいます。
あがり症の一種である赤面症の人の口コミでは、薬は効果がいまいちだったそうです。

最初に心療内科に行ったときにSSRIのデプロメールは多少、赤面が治っただけだったといいます。
また抗不安薬ソラナックスは効果があったけど、饒舌になりすぎて「変な薬やってる?」と友達
に心配されてしまったそうです。

薬と同じくらい効果があって副作用がなかったのが目線を遠くする、おしりの穴のことを考える
など思考回路を変える方法だったといいます。緊張してしまうこととはぜんぜん違うことに意識
を集中すると、多少赤面が軽くなった気がしたそうです。

でももっと効果があったのは赤ら顔用の化粧水、辛い物を食べない、カフェインを断つことだったとか。
赤面は毛細血管の拡張が原因なので、それを抑える効果が期待できる赤ら顔用化粧水はとくに効果が
あったといいます。

辛い物を食べると結構がよくなって毛細血管が拡張やすくなるし、カフェインも水分の流れがよく
なって汗をかきやすくなるので、控えることで効果が期待できます。
薬には副作用がありますが、こうした方法なら副作用の心配がありません。
通院の必要もないので、私はこうした対処法のほうがメリットが多いと思いました。

薬に頼らない精神療法に必要なもの

あがり症の治療に薬を使うと、薬の効果が出るか、副作用がないかなど不安要素が増えてしまいます。
さらにお金もかかるし、通院する手間もあるので、負担が大きいと思います。

私も薬を試したことがありますが、私の症状には専門家が監修したテキストの方が効果がありました。
精神療法ではなく、具体的な緊張を改善するトレーニング方法で、私には薬よりも効果があったのです。
あがり症を改善できないか試してみてください!

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