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あがり症の薬

ワイパックスはあがり症にどれくらい効果があるの?

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人前で緊張をするのは人としてふつうのことですが、あがり症の人はその緊張の度合いがとても
強いです。ドキドキしすぎて過呼吸のような状態になったり、あて氏が震えてしまったりします。
赤面もひどく、遠くからでもわかるくらいに顔が真っ赤になってしまいます。

他には立っていられないほどの立ち眩みやめまい、貧血、腹痛、吐き気、嘔吐などの症状も出て
しまいます。これにいちど陥ると、人前に立つことがさらに怖くなってしまいます。
私も以前はあがり症に苦しんでいましたが、今は専門家監修のテキストで改善しました。

病院でワイパックスという薬をもらっている人もいますが、私には病院の薬よりもテキストのほうが
効果がありました。

あがり症は遺伝する

あがり症は遺伝することが多いです。
これは身体的な要因と環境的な要因があります。

身体的な要因について調べてみると、物事を回避したがる抑制気質が親子で遺伝するのだそうです。
あがり症の親は人前や異性、苦手なタイプの人と話をするのを避けようとします。
この気質が子供に遺伝してしまい、子供も小さい頃から人前や苦手な人を避けるようになるのです。
そして人前や苦手な人と接しているときの成功体験が積めないので、どんどんあがり症になっていきます。

また不安器質も遺伝するので、不安を感じる場面が似てしまいます。
これらは遺伝なので、子供本人にはどうにもできない部分ですね。

環境的要因は養育環境や失敗体験、そして社会的な役割の変化によってあがり症を発症してしまいます。
養育環境とは親が過剰に厳しくしつけをした場合や人前で失敗してしまった体験などが原因で、
あがり症になります。また会社で部長に昇格したことで、人前で話すことが多くなりあがり症になって
しまう人もいます。

あがり症に定義はあるのか

あがり症は自分であがり症だと思っていない人でも、発症している可能性があります。
また自分はあがり症だと思っている人でも、診断してみると違うこともあります。

自己判断するのが難しいと思われがちですが、人前で緊張しすぎて生活に支障が出てしまっている
時点であがり症と判断できると思います。単純に緊張のし過ぎで辛い思いをした経験はないか、
思い出してみましょう。

また国際的なあがり症の基準を調べてみると、とても具体的でした。

他の人から静止を受けるかもしれない社交場面で強い恐怖や不安がある、自分のしぐさや発汗などが
他の人に不快感を与えたり、笑われたりしないか強く心配している場合はあがり症といえます。
また苦手な場面や人には強い不安や恐怖を感じたり、それを我慢しながら生活していてストレスが
溜まっていたり、その不安や恐怖が一般的なレベルを超えている場合もあがり症といえますね。

その強い不安や恐怖が6か月以上続いていて、回避行動が精神的苦痛になっていたり、職業的や立場的
に支障をきたしている場合もあがり症と言えます。単純に緊張しすぎてしまうだけではなく、生活に
支障が出てしまう場合は改善が必要です。

ワイパックスはあがり症によく処方される抗不安薬

あがり症を治療するために心療内科を受診すると、ワイパックスという薬を処方されることがあり
ます。ワイパックスは抗不安薬で、あがり症によく処方されるタイプの薬です。

抗不安薬について調べてみると、即効性がある不安や緊張を落ち着かせる効果が期待できる薬でした。
緊張すると優位になる自律神経の交感神経が、落ち着く作用が期待できるのです。
抗不安薬はワイパックス以外にもあり、ワイパックスは平均的な強さといわれています。
抗不安薬のほかの種類は強い順にリポトリール、レキソタン、デパス、リーゼです。

ワイパックスはデパスとリーゼの中間の強さといわれているのです。

抗不安薬は神経の過剰が興奮を抑える物質であるガンマ・アミノ酸(GABA)の働きを鎮める効果が
期待できるといわれています。新鋭の高ぶりを抑えることで、緊張や不安を和らげる効果が期待
できるのです。

緊張している状態は神経が張り詰めているから、興奮状態です。
赤面したり、ドキドキしたりするのも体の機能が過剰になっているからです。
抗不安薬はリラックスしている状態に出る物質を摂取できるので、効果的といわれています。

でも緊張は体の中の物質の働きだけが、関係しているわけではありません。
感情や呼吸などの別の要因もかかわっているので、GABAだけで抑えられるものではないと思います。

気になるワイパックスの主成分

ワイパックスは不安を抑える効果が期待できる薬です。
でもどうして飲むだけで不安を抑える効果が期待できるのでしょうか?

気になって調べてみると、ワイパックスの主成分であるロラゼパムが神経受容体であるBZO受容体に
働きかけることで、脳をリラックスしている状態にすることが期待できるそうです。
脳は全身の働きに影響を持っているので、脳からリラックスさせることで全身をリラックスさせる
という仕組みです。

でも無気力症の人が飲むとさらに無気力になってしまったり、急性緑内障の人が飲むと症状が悪化
する可能性があります。また妊娠中や授乳中の女性、虚虐体質の人は医師への相談が必要です。

抗不安薬を飲むときの注意点

ワイパックスのような抗不安薬は即効性がありますが、飲んでいるうちにだんだん利かなくなってきて
しまうといわれています。

1日3㎎までなら服用していいのですが、高齢者などは副作用で脱力感が出たり、ふらつきやすくなったり
しますので、体調を見ながら医師と相談して飲む量を決めてください。

常用していると体がワイパックスの作用になれてきて、効かなくなるのです。
ワイパックスが効かなくなると、もっと強い抗不安薬を処方されます。
そしてだんだん効果が強い薬を処方されるようになり、依存症になってしまうのです。
また効果が強ければ強いほど胃痛や吐き気などの、副作用も強くなります。

ワイパックスはインデラルやレキソタン、デパスなどの抗不安薬と併用するのに適している薬です。
だから数種類の薬と一緒に処方されることが多いので、これがきっかけで薬物依存のような状態に
陥ってしまいます。

副作用を抑えるために別の薬が処方されることで、日に日に飲む薬の種類が多くなって行ってしまう
のです。薬を使った治療には、こうした副作用や依存症の不安が常に付きまといます。
私は薬に頼らない方法のほうが安全だと思います。

ワイパックスはSSRIとセットで処方されることが多い

抗不安薬であるワイパックスは、頓服薬として処方されることが多いです。
メインで常用するのはSSRIと呼ばれる薬です。

SSRIとは選択的セロトニン再取り込み阻害薬という和名で、安心した時やリラックスしているときに
脳内で分泌されるセロトニンに作用するといわれています。
脳内神経から次の神経へセロトニンが移る時に、移り切れず元の神経に再取り込みされてしまうのを
防いでくれる効果が期待できるのです。

あがり症の人はセロトニンが作られる量が少なかったり、セロトニンの受け渡しが上手く行われて
いないことが原因のひとつです。再取り込みをSSRIで阻害することで、受け渡しがスムーズになる
といわれています。

でもSSRIも依存症になることがありますし、副作用もあります。
しかも精神面に作用する薬を2種類も飲んでいるのは、不安が大きいですよね?
ワイパックスだけを処方されることは少なく、SSRIとセットになることが多いのが、私は不安でした。

しかも口コミで「劇的な効果があった!」というものがひとつもなく、「よくなった気がする」という
あいまいなものしかなかったのも、不安だったのでテキストで改善しました。

ワイパックスを飲むタイミング

ワイパックスは薬なので、摂取量やタイミングが決まっています。
ただ頓服なので、あなたの都合に合わせて飲むタイミングを決めましょう。

調べてみると、薬の作用は2~3時間続くといわれているそうです。
緊張する場面になる30分前くらいに飲んでおけば、人前での緊張を緩和してくれる作用が期待
できます。

ただ効果については「穏やかに効く分、効果はなんとなくでしか実感できない」という口コミも
あれば「飲んですぐに緊張しなくなった」という口コミもありました。
効果をはっきりと実感できた人は、「完治ではないけど、かなり楽になった」そうです。

しかし、あがり症が改善して飲むのをやめるときに離脱症状という頭痛や手足の震えなどの症状が
あったといいます。せっかくあがり症が治ってきても、離脱症状の心配をしないといけないので、
薬は不安要素が多いですね。

ワイパックスで離脱症状を起こさない方法

ワイパックスは飲み終わる時に、離脱症状が起こることがあります。
これを起こさないためには、医師の指示にしたがって飲む量を減らしていきましょう。

2週間のペースで少しづつ飲む量を減らしていきます。
でも飲む量を減らして不安や緊張が強くなってしまったら、また飲む量を元に戻すこともあります。
自己判断で急に飲むのをやめてしまうと、不安感や緊張が急激に強くなったり、不眠症になって
しまったりすることがあるので、絶対にやめましょう。

他にはアレルギー反応が出たり、ふらつきなどが出てしまうことがあります。
また飲んでいるときには眠気を感じる人が多く、車の運転や危険な作業はできるだけしないほうが
いいです。

ワイパックスを飲んでも治らない人に合う薬

ワイパックスは脳に作用してあがり症の症状を軽くする効果が期待できる薬です。
でもワイパックスを飲んで効果がなかったら、ほかの薬にするという方法もあります。

例えばβブロッカーのインデラルですね。
心拍数を抑えることで、緊張しているときのドキドキを抑えてくれます。
口コミには「ワイパックスを半年以上飲んでも治らなかったのに、インデラルにしたら1か月で
あがり症が嘘のように治った」と書かれていました。

インデラルで効果を実感している人がいるのは、確かです。
でも「治った」というのは誤解です。あがり症の症状を薬で抑えているだけなので、根本的な解決
にはなっていません。しかも薬で劇的な効果を実感してしまうと、効果があればあるほど依存症に
なる可能性が高いです。

抗不安薬とSSRI以外のあがり症の薬

あがり症に効果的と言われている薬には、抗不安薬とSSRI以外にも種類があります。
それはβブロッカーと呼ばれる薬です。

βブロッカーは高血圧、狭心症、不整脈に使われる薬で、震えや動機などを改善する効果が期待でき
るといわれています。心拍数を抑える薬なので、緊張でドキドキしてしまうのを抑えるといわれてい
るのです。

でも不安感や人前に立つことのコンプレックスを解消してくれるわけではありません。
これは抗不安薬のワイパックスにも言えることですね。

あがり症であるコンプレックスを解消するためには、人にあがり症だと言わないというのもひとつの
方法だそうです。「自分はあがり症」と周囲に伝えておけば理解してくれるというメリットもありま
すが、「自分はあがり症」と自己暗示をかけてしまうことにもなるからです。

「人前でぜんぜん緊張しない」と見栄を張る必要はありませんが、とくに何も言わなければ自分でも
あがり症なことを意識しなくなるので、緊張が軽くなる人がいるそうです。試してみてください。

あがり症の人が知らないあがらない人がやっていること

あがり症の人からみて、人前であがらない人は本当に羨ましいですよね?
「自分もあがらない性格に生まれていれば、違う人生があったのに」と思うかもしれません。

しかし、あがらない人たちは生まれ持った器質だけではなく、準備と練習を入念にやっているから
あがらないでいられるのです。あがり症の人は人前に出るときの準備や練習をしていない人が多い
です。

私も以前はあがり症のくせにプレゼンの準備も練習も、ほとんどしていませんでした。
理由は、人前に立つのが怖いから当日までできるだけ忘れていたいから。
人前に立つということに向き合うのが怖くて、準備や練習ができなかったのです。
でも専門家のテキストを読んで、準備と練習の大切さを知り、きちんとするようになりました。

その結果、以前よりもはるかに緊張しなくなったのです。
薬を飲んでいても緊張する人は、一度入念な準備と練習をしてみてください!

病院へ行く前に自分でチェックしてみよう

病院によっては18歳以下のあがり症治療を受け付けていないところもあります。
未成年のあがり症治療は専門性が高いので、心療内科だけの専門クリニックを受診しましょう。

また年齢が若ければ若いほど、あがり症ではないのにあがり症と誤解している場合が多いです。
以下のチェック項目で、本当にあがり症かチェックしてみましょう。

公衆電話を使う、グループ行動に参加する、公衆の場で一人で食事をする、公衆の場で人と食事を
する、地位が高い人に話しかける、聴衆の前で行動したり、話したりする、パーティーに参加する、
誰かに見られて仕事をする、誰かに見られて字を書く、親しくない人の名前を呼ぶ、初対面の人と
会食をする、公衆トイレを使う、他人がすでに着席している部屋に入るなど…。

これらの項目に不安や緊張などを「まったく感じない=0点」「少し感じるー1点」「はっきり感じる
=2点」「非常に感じる=3点」と点数を付けて行ってください。また回避するかどうかも「回避しな
い=1点」「3分の1回避する=2点」「2分の1回避する=2点」「3分の2以上回避する=3点」と点数を
つけて合計を導き出しましょう。

合計点数が29点以下ならあがり症ではなく、単純に少し緊張しやすいだけです。
30点~51点なら軽度のあがり症で社交不安障害、52点~81点なら中度の社交不安障害、82点以上
なら重度の社交不安障害といえます。

あがり症の発症は中学生に多いといわれていますが、小さいときから人前が苦手な場合もあります。
また大人になってから発症することもあるので、子供があがり症ではないからと言って安心できません。
あがり症の人は、約35%がうつ病、約10%がアルコール依存症、約5%がパニック障害と併発している
といわれています。

それでも薬よりも専門家のテキストや準備・練習なども効果は期待できますので、あきらめずに試して
みてください。

Q1デパスの効果が薄くなってきたらワイパックスに買えたほうがいい?

A:デパスはワイパックスよりも効果が強いといわれている薬です。
医師にワイパックスにしたほうがいいといわれた場合は、副作用が強く出ている可能性があります。

しかし、自己判断でワイパックスにしようとしているなら、医師に相談してください。
デパスよりも効果が強い抗不安薬やレキソタンやリポトリールなどです。

でも効果が強い薬は副作用も強いので、体調不良などが心配です。
体調管理を徹底して、薬の副作用に負けない体を作る必要があります。
ただできれば薬に頼らない方法で、あがり症は治療したほうがいいです。

Q2ワイパックスを初めて飲んだら吐き気とふらつきがひどかった場合の対処法は?

A:抗不安薬は飲み始めに副作用が出ることがあります。しかし、早退が必要なほどの副作用が出て
しまった場合は、薬が強すぎる可能性があります。

ワイパックスよりも効果が弱いといわれているリーゼなどに変更してもらいましょう。
体調が悪くなった時の症状をできるだけ記録しておいて、医師に見せてください。
またリーゼでも副作用が出てしまう場合は、薬以外のテキストなどで改善したほうがいいでしょう。

Q3ワイパックスをもらったけどまったく効かない場合は?

A:ワイパックス以外の抗不安薬に変更したほうがいいですが、そもそも薬での治療があっていない
可能性があります。

あがり症の人のほとんどは人前に立つことと向き合いたくないがために、準備や練習をしない人が
多いです。ですので、プレゼンや発表、スピーチなどの準備や練習をしてみてください。

Q4リーゼとワイパックス、あがり症に効くのはどっち?

A:リーゼよりもワイパックスのほうが効果が強いといわれていますが、薬では根本的に治療はでき
ません。ですので薬で症状を抑えつつ、違う方法で治療もすすめましょう。

できれば薬を飲まないほうがいいですが、どうしてもないと不安という場合は飲むのをやめるのが
簡単な市販薬にして、テキストなどであがり症を克服する訓練をしてみましょう。
私は専門家の監修したテキストの発声練習のおかげで、人前で少し上手く話せるようになりましたよ。

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