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あがり症の薬

抑肝散(ヨクカンサン)というあがり症薬はあがり症への効果は?

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あがり症向けに処方薬や市販薬が発売されていますが、「効果がいまいち」という口コミをよく
目にします。私も一時期あがり症を処方薬で改善しようとしていたことがありましたが、結果的には
気休めにしかならず、医師と相談して飲むのをやめました。

そのあとも市販薬を飲んだり、セミナーに通ったりしましたが、最終的に専門家が監修したテキスト
が私には一番効果がありました。でもほかの人があがり症を改善している方法を読んでみると、漢方
薬やハーブなどで対処している人もいるようです。

特に注目されているのは、抑肝散(ヨクカンサン)です。
なぜ抑肝散が注目されているのか、その理由をまとめてみました。

あがり症の代表的な症状

あがり症の代表的な症状は人前に出ると大量に汗が出てしまったり、赤面したり、手足の震えや
声の震えなどの症状が出てしまうというものです。

私も以前は声が震えすぎて詰まってしまい、思うように発声できない時期がありました。
人前で恥をかきたくないという思いと、自信のなさから学生時代はどんどん人前に立つことから
逃げるようになりました。

でも一般職についていても人前に立つことは定期的にやってくるので、そのたびにひどく緊張して
いたのです。それが辛くて辛くて、人前に出ない仕事はないかと必死で転職を考えていました。
そのときに漢方薬の抑肝散(ヨクカンサン)がいいと聞き、調べてみました。

すると抑肝散には感情の高ぶりを抑えて、イライラを軽減する効果が期待できます。
緊張したり不安になったりすると、感情が高ぶって神経過敏になってしまいます。
その症状を抑えるといわれていますが、口コミを見ると効果は個人差があるようです。

他の漢方薬も半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)は神経を安定させて、リラックスする効果が期待でき、
柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)は多汗症や落ち込み、イライラなどを抑える効果
が期待できます。

柴胡加竜骨牡蠣湯は、パニック障害の治療にも使われている漢方薬です。
酸棗仁湯(サンソウニントウ)は、昔から睡眠薬として使われています。
神経を落ち着かせて、リラックスさせる効果が期待できるので、緊張から来る不眠に効果が期待
できます。

加味逍遙散(カミショウヨウサン)は冷え、のぼせ、生理不順などの症状を抑える効果が期待でき
ます。また下半身の冷えなどの症状を和らげる効果も期待できるので、あがり症のストレスで血行
障害が起きている人にも向いています。

しかし、漢方薬には西洋薬ほどではありませんが、副作用があります。
また体力や肌の色、胃腸の強さなどによって相性があるので、飲む人の体質を考慮して種類を選らば
なければなりません。飲み合わせなどもあるので、漢方を処方してくれる病院で処方してもらうと
確実です。

手間がかかるし、ゆっくり効くから効果が出るまでの時間もかかります。
私は個人的にもっと手っ取り早く効果を実感したかったので、漢方は合いませんでした。

あがり症の治療を漢方薬でする場合は何科に行く?

あがり症に効果が期待できる漢方薬を処方してもらいたい場合、病院の何科に通えばいいのでしょう?
それがわからないから病院へ行けないという人は、意外に多くいます。

あがり症は社交不安障害(SAD)という精神的な症状です。
ですので、心療内科やメンタルクリニックへ行きましょう。
受診する前に公式サイトをチェックして、漢方薬の扱いはあるか確認してください。
また18歳未満は受診できない病院もありますので、年齢のことも確認しましょう。

漢方薬を処方してもらう場合でも、3割負担で大丈夫です。
ただ保険が効かない病院もあるので、電話で問い合わせてください。
初診の場合は10,000円くらいかかる可能性があります。そのうち診察料は1,500円~3,000円です。
漢方薬を処方してもらう薬物療法以外には、森田療法、認知療法などがあります。

アロパノールの副作用

アロパノールの副作用は、主成分の抑肝散の副作用です。
毎日飲んでいると、さまざまな症状が出てくる可能性があります。

アロパノールの副作用はかゆみ、発疹、胃痛、ふらつき、のぼせ感、嘔吐感などがあります。
飲んでから2時間後くらいに効果が出始めるので、人前に出る2時間前に飲みましょう。

また口コミには「抑肝散を飲み始めてから、あがり症の症状が改善してきました。
しかし今はまだ20代だからいいけど、30代になっても漢方であがり症を抑えているのは疑問を感じ
ます。20代のうちに別の方法で、なんとかしておいたほうがいいのかもしれない」と書かれていました。

ほかにも「あがり症そのものが治るわけではなくて、症状が軽くなるだけだから治ってはいない。
それが引っかかってしまって、飲み続けるのがどんどんつらくなってきた」という口コミも。
飲めば飲むほど、治療にはならないということがストレスになるといいます。

抑肝散の西洋薬よりも優れているポイント

抑肝散(ヨクカンサン)にはデメリットがありますが、メリットもあります。
西洋薬を飲んであがり症が改善しなかった人も、試してみる価値はあります。

例えばあがり症向けの西洋薬は副作用で眠気が出てしまうものが多いのですが、抑肝散は眠気が
出にくいです。仕事や車の運転、危険を伴う作業に支障をきたさないから、職業に関係なく飲み
やすいです。

飲み合わせの危険と副作用の危険性は、西洋薬よりも低いです。
もし抑肝散を病院で処方してもらう暇がない人は、市販薬で摂取しましょう。
アロパノールという市販薬の主成分が、抑肝散なので病院へ行く前にこちらで試してみてください。

アロパノールは錠剤と顆粒、内服液があります。
錠剤と顆粒は子供で飲めて、内服液は大人しか飲むことができません。
錠剤の場合は、1回につき7錠飲む必要があります。1日3回飲むので、1日21錠飲みます。
口コミには「これだけの量を毎日飲むのは大変だから、続かなかった」と書かれていました。

テキストの対処法なら、こうした手間がありません。
テキストを読んで対策を実践するだけなので、薬を持ち歩く必要もないですよ。

抑肝散よりも断食のほうが効果が期待できる

漢方薬の抑肝散はあがり症に効果が期待できるといわれています。
しかし、口コミでは効果を期待できていない人が多いです。

しかもある女性の体験談には「漢方よりも断食のほうが効果がある」と書かれていました。
発汗や赤面、手足の震えなどの症状は、緊張することで交感神経が活発化しているから起こります。
その自律神経は、食事から栄養を取った状態で働きます。
ですので人前に出る前は朝起きてから食事をとらないでおけば、自律神経も活性化しにくくなります。

この方法はお金がかからないし、抑肝(ヨクカンサン)よりも効果を得ている人が多い印象でした。
ただ社交不安障害(SAD)のうち、お腹がなることに恐怖を感じている腹鳴恐怖の人には不安な方法
ですね。

抑肝散は子どもにも飲めるので安全性が高い

抑肝散(ヨクカンサン)は、子供の夜泣きにも効果が期待できる漢方薬です。
ですので、安全性が高いといえます。

抑肝散の肝は、感情の高ぶりを作用するといわれています。肝が高ぶると怒りやイライラが現れ、
ちょっとしたことでストレスを感じたり、緊張したり、不安になったりしてしまうそうです。
もともと子供の夜泣き改善に子供に飲まれていました。

生薬には体質があっていないと効果を発揮しません。
生薬の世界ではタイプは証といい、抑肝散に合う証は体力が中程度の人です。
緊張しやすい、怒りっぽい、イライラしやすい、落ち込みやすいなどの気質を改善したい人向きです。
あがり症の他には、神経症、不眠症、歯ぎしり、かんしゃく、更年期障害などに効果が期待できます。

ただ口コミを見てみると、「飲み続けているうちに、だんだん胃がむかつくようになってきた。
どうしても飲まないと緊張してしまうので、胃薬を飲むようになった」と書かれていました。
薬物療法ではこうした薬物依存に近い状態になってしまうことが多いです。
心身ともに弱くなってしまうので、今以上にストレスやプレッシャーに弱くなってしまいます。

ハーブでもあがり症に効果が期待できる

漢方薬だけではなく、ハーブもあがり症に効果が期待できます。
ただ漢方薬と同じように相性があり、人によっては副作用が出てしまいます。

調べてみるとジャスミンは自律神経の乱れを整えて、リラックスする効果が期待できます。
ジャスミンはハーブティーやアルマオイルだけではなく、シャンプーやコロン、化粧品
などにも使われていて、女性に人気のハーブです。市販のお茶にもよく使われていますね。
本格的にハーブティーを飲まなくても、市販の飲み物でも効果は期待できます。

ラベンダーは心身の緊張を安定させ、不安感を軽減して、ストレス解消する効果があるといわ
れています。カモミールはストレスを緩和させるので、人前にたつ緊張や不安を抑えてくれる
といわれています。

ラベンダーもカモミールも、さまざまな飲み物やシャンプーなどに使われています。
毎日使うシャンプーをラベンダーの香りにするだけでも、あがり症のストレスを改善できる
と私は思います。

ただ劇的な効果は期待できないので、根本的なあがり症治療には向きません。

あがり症になりやすい人には共通点がある

あがり症になりやすい人には共通点があります。
あがり症を改善するには、性格を少しづつ改善する必要があります。

調べてみるとあがり症になりやすい人は考えすぎる人でした。
単純に緊張しているだけなのにあがり症と誤解してしまったり、少しかんだりミスをしただけなのに
大恥をかいたと思いこんでしまったりします。物事を楽観的に考える癖をつけないとあがり症は治り
ません。

また人前で失敗した体験を持っている人も、それがトラウマになりあがり症になりやすいです。
失敗の大きさはだれがどう見ても大失敗と思えるものや、人から見たら大したことがない小さな失敗
まで。本人がどれくらい気にするかが基準なので、はたから見た失敗の度合いは関係ありません。

他には、プレゼンで失敗して上司にひどく怒られた経験がある、完璧主義で小さいミスでも許せない、
プライドが高く恥をかくことを普通以上に恐れている人などはあがり症になりやすいです。

あがり症は社交不安障害(SAD)に分けられる

あがり症は社交不安障害(SAD)に分けられます。
あがり症がひどくなると、日常生活を送れなくなるので速めに対処しましょう。

例えば最初は人前でよく噛んでしまい、汗が止まらなくなるだけだったのがだんだん手足が震える
ようになってしまい、人前に立てなくなり、仕事に行かなくなってしまうなどです。
人前に立つと人の視線が怖くなり、聴衆の方が観られないという症状もあります。

あがり症に効果が期待できるツボ

人の体にあるツボは押すと、そのツボと関係のある器官の働きが活性化することがあります。
ですので、あがり症の症状をツボ押しで少し改善できる可能性もあります。

手の甲の親指と人差し指の付け根のくぼみに「合谷(ゴウコク)」というツボがあります。
ここを5秒くらい押すと肩こりや頭痛、便秘などを改善するといわれています。
あがり症で肩に力が入りすぎている人や、頭が痛くなっている人、お腹の調子が悪い人におすすめ。

他には手のひらの中央にある「労宮(ロウキュウ)」、手首の内側から指3本分下のところにある
「内関(ナイカン)」、手首の内側の外にある「神門(シンモン)」なども緊張やイライラ、不安に
効果が期待できます。人前に立つ前や緊張するときに押してみてください。

ないものに固執しなければあがり症は軽くなる

あがり症の人は自己評価が低く、自己否定感が強い傾向にあります。
ですので、「自分にもっと能力があれば…」とないものねだりをして落ち込んでしまうのです。

でもどんなに考えてもないものはないです。
「もっと明るい性格だったら…」「もっと人前が平気な性格だったら…」と思っている時間がもった
いないのです。人の意識の90%以上を占めているといわれている潜在意識はないものを理解すること
ができません。

ですので、ないものは考えないでください。
それよりも今自分が持っている能力や性格でできることを探して、コツコツその能力を伸ばして
行った方がはるかにいいです。あがり症改善に自信をつけることは必須なので、自分の能力を
伸ばし、仕事に生かせることを探してみましょう。

ないものねだりをやめたら、今すぐにできることをかき出して24時間以内に行動に移し、自分を
ほめましょう。これを毎日繰り返しているうちに、少しづつ成長していけます。

いきなり人前に出ることに関係していることでも、していないことでも何でも構いません。
好きなことや興味をやることをどんどんやって、自信を付ければ緊張しにくくなります。
仕事や勉強と無関係なことのほうが始めやすいと思います。趣味関係から挑戦してみましょう!

Q1イライラや緊張に抑肝散が効くって本当ですか?

A:抑肝散(ヨクカンサン)で期待できる効能に緊張やイライラ、不安を解消するというものがあります。
あがり症に合っていますが、誰にでも効果が期待できるわけではありません。

緊張をしている状態は神経が高ぶっているので、それを抑肝散で抑えるという対処法をとっている
人は多いですが、劇的な効果を実感している人はほとんどいないです。
生薬は効果が出るまでに時間がかかるので、効果があっても待たないといけないのです。

生薬について医師に相談してみるのもひとつの方法ですが、私は専門家監修のテキストのほうが
いいと個人的に思います。

Q2人前で声が震えることへの抑肝散配合のアロパノールの効果は?

A:人前で声が震えてしまうのも、あがり症の代表的な症状のひとつです。
自律神経の交感神経が活性化しすぎていることが原因なので、神経の働きを抑える効果が期待できる
抑肝散は合っています。

でも数年間、抑肝散を飲み続けたあがり症の人の体験談には「気持ち効いてるかな?」という程度
だったと書かれていました。個人差があるので断言はできませんが、期待しないで飲んだほうがい
いでしょう。医師に相談してみて、ダメそうだったらテキストを試してみてください。

Q3抗不安薬2種類と睡眠薬2種類を処方されてますが、漢方薬を追加できる?

A:あがり症の治療として抗不安薬2種類と睡眠薬2種類が、投与の限界です。
これ以上は薬を飲めないので抑肝散を飲みたいなら、抗不安薬をやめる必要があります。

抗不安薬をやめるなら医師と相談しながら、少しづつやめましょう。
また生薬は抗不安薬のような即効性はないので、気長に効果を待つ必要があります。
一度即効性を試している場合は、ストレスになるでしょう。
テキストでコツコツ確実に治していった方がイライラしませんよ。

Q4抑肝散はあがり症だけではなくかんしゃく持ちにも効果がありますか?

A:抑肝散はあがり症だけではなく、神経の高ぶりに効果が期待できます。
かんしゃく持ちにも効果が期待できます。

自律神経の交感神経が活発になりすぎてしまっている状態に、作用します。
抑肝散で抑えられれば、あがり症もかんしゃく持ちも緩和することが期待できます。
しかし、テキストであがり症を改善して、自信を持てれば精神的に余裕が生まれるので、かんしゃく
持ちもおさまると思います。

薬で症状を抑えていても、性格までは変わりません。
テキストで根本の性格から改善していった方がいいと私は思います。

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