*

あがり症の薬

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)はあがり症に効果が期待できない理由

投稿日:

小さい頃からあがり症だったり、思春期を境にあがり症になったり、社会人になってからあがり症に
なってしまったりと、個人差はありますが、多くの人があがり症に苦しんでいます。

子どものころからあがり症な人も苦しいですし、大人になり出世して責任ある立場になってから
あがり症を発症してしまった人もそれはそれで苦しいと思います。
そういう人は病院へ行って薬を処方してもらう人もいるのですが、生薬を飲む人もいます。

生薬とは漢方薬のことで、自然由来の力なので安全だと油断して自己判断で飲み始めてしまう人も
います。しかし、実際には副作用があるので自己判断では選ばないほうがいいです。
私は今すぐにでも改善したいと思っていましたが、地道にコツコツ専門家が監修したテキストで治す
ことにしてから、症状がどんどんよくなりました。

ここではその経緯を報告していきます。

柴胡加竜骨牡蛎湯の利き方

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、生薬の世界で全身を流れていると
されている気に作用します。気の流れが滞ると、体調不良が起こってしまいます。

緊張や不安などのストレスを感じると、全身を流れている気の流れは滞ってしまいます。
また疲れを感じることでも気のめぐりをとめてしまうので、心を落ち着かせる必要があります。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、全身の気の流れが滞っているのを解消する効果があるといわれています。

気が滞って体にこもっている熱を放出することで、イライラや神経過敏になるのを抑えるといわれて
いるのです。緊張して頭がさえすぎて、人目が気になりすぎてしまう人に効果が期待できますね。

柴胡加竜骨牡蛎等は体力がある人と相性がいい

柴胡加竜骨牡蛎(サイコカリュウコツボレイトウ)をはじめとする生薬には、相性があります。
主に体力があるかどうかで、相性が決まります。

柴胡加竜骨牡蛎は、体力があるあがり症の人に効果的です。
体力が気力が落ちてしまっているあがり症の人には、柴胡桂枝乾姜湯(サイコケイシカンキョウトウ)
という同じように不安や緊張などの症状がある人に効果が期待できる生薬が合っています。

体力がなくても飲める生薬には、パニックや過換気症候群、感情的に衝動行動をしてしまう人に合う
甘麦大箒湯(カンボクタイソウトウ)、動悸・不安・緊張などに効く桂枝顆粒骨牡蛎等(ケイシカ
リュウコツボレイトウ)などがあります。

ただどれも眠気を伴うので、日中に飲むのには向いていません。
日中飲む場合で、人前に出ると喉が詰まった感じになってしまう人は桔梗湯(キキョウトウ)という
生薬が効果が期待できます。喉の奥にある咽頭の痛みを軽くするので、風邪やストレスで喉に痛みを
感じている人に向いています。

あがり症の人はストレスを感じることが普通の人よりも多いので、ストレスから風邪をひいてしまったり、
体調を崩してしまうことが多いです。桔梗湯は市販薬だとトローチ製剤だから、外出先でも飲みやすい
ですよ。

また緊張から知恵熱が出てしまった場合は、葛根湯(カッコントウ)が効果的といわれています。
ただ汗をかいていなくて、重篤な症状ではない風邪に向いているので、その他の症状なら病院へ行き
ましょう。

あがり症で不眠症になっている場合の人に効く

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)という生薬は、あがり症になっている人や不眠症
になっている人に効果があるといわれています。

人前に立つと思うとドキドキして何日も前から眠れなくなる、不安なことがあるときに苦手な場面に
行くと人とうまく話せなくなる、緊張すると冷や汗が止まらなくなってしまうなど、あがり症には
さまざまな症状があります。

そうした症状を抑えるのに、生薬の柴胡加竜骨牡蛎湯が効果的と言われています。
柴胡加竜骨牡蛎湯には細かいことが気になって不安になる人や、テスト前などに眠れなくなる人など
繊細な人に効果的といわれています。

生薬には体質によって効果がないことがあるのですが、柴胡加竜骨牡蛎湯は体力が中程度以上で精神
的に不安的になる人、緊張から来る動悸、不眠、便秘に悩んでいる人に向いているといわれています。

あがり症から来る不眠の症状に効く理由

あがり症から来る不眠の症状は、柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュコツボレイトウ)で改善できる
といわれています。

睡眠をとることはストレス解消、疲労回復、気分転換、筋肉痛改善などの効果が期待できます。
とくにリラックスしたときに分泌されるセロトニンは、大脳で作用します。
この大脳の疲れは睡眠でしかとることができないといわれているので、あがり症の人は快眠しないと、
緊張や不安のストレスがどんどん溜まってしまいます。

でもセロトニンが作用するのが大脳なので、緊張や不安でセロトニンが不足すると大脳の働きが活性化
してしまい、眠れなくなってしまいます。また緊張状態になると活性化する自律神経の交感神経が優位
になります。

交感神経は興奮、緊張、イライラ、不安などの感情を強くしてしまうので、緊張で不眠になり、不眠で
さらに緊張しやすくなるという悪循環に陥ってしまいます。興奮を抑える効果が期待できる柴胡加竜骨
牡蛎湯を飲むといいといわれています。

でも口コミを見てみると、「なんとなく寝つきが良くなった気がする」というものが多く、劇的な
効果を実感している人がほとんどいませんでした。睡眠は最初の3時間熟睡できれば大脳の疲れはほぼ
とれるといわれています。

ですので夏の間はエアコンの3時間タイマーを付けて、水分補給をし、トイレに行って肌触りのよい
寝具で寝るという簡単にできる工夫で、快眠環境は作れると私は思います。また寝る前にストレッチ
をすると交感神経が穏やかになるといわれているので、そちらも試してみてください。

柴胡加竜骨牡蛎湯と睡眠改善薬の違い

柴胡加竜骨牡蛎湯はあがり症から来る緊張や不安で、眠れなくなる症状を緩和するといわれています。
でも似た効果が期待できる睡眠改善薬がありますよね?どう違うのでしょうか。

調べてみると、睡眠改善薬は即効性があり、体質に関係ないというメリットがあります。
しかし、効果は一時的なもので体が慣れてきてしまうことが多く、目覚めがとても悪いという口コミ
が多いというデメリットもあります。使うなら2~3日連続程度で、抑えておきましょう。

そして柴胡加竜骨牡蛎湯のような生薬は、毎日飲み続けて効果が出るまでに1~3か月待ちます。
体質に関係があり選ぶのが大変ですが、毎日飲めるし、飲み続けていても体が慣れてきません。
だんだん利かなくなって来たり、飲む量を増やしたりする心配はありません。

柴胡加竜骨牡蛎湯が作用するのは主に心と肝

生薬の世界では、心、脾、肝が不眠の原因といわれています。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、このうち主に心と肝に効きます。

心は心と心臓を意味していて眠れない、ドキドキするといった症状が出てきます。
肝は自律神経のことで、感情の高ぶり、イライラ、長く落ち込んでしまうなどの症状が出てきます。
脾は胃腸を意味していて、疲れやすさ、消化不良、食欲不振などの症状が起こります。

柴胡加竜骨牡蛎湯は心、肝の症状を改善するといわれています。
しかし、人の体の中心にある消化器官である脾の調子をよくしたほうがいいと私は思います。
消化器官は自律神経と関係しているので、消化器官の調子がよくなれば自律神経の調子もよくなり、
心の調子もよくなることが期待できるからです。

市販の睡眠改善薬にも生薬が使われている

市販の睡眠薬には即効性がありますが、多くの種類に生薬成分が使われています。
柴胡加竜骨牡蛎湯が主成分の市販薬もあります。

カンポウ専科の柴胡加竜骨牡蠣湯は、そのまま使われていてストレスが強くて眠れない人、興奮して
寝付けない人に効果的といわれています。睡眠改善だけではなく、肩コリ解消の効果も期待できます。

教心製薬のホスロールSは、酸棗仁湯(さんそうにんとう)が主成分です。
ただこの薬はあがり症よりも緊張や不安よりも、イライラや心身の疲れから熟睡できない人向けです。
クラシエの漢方である加味帰脾湯(かみきひとう)は眠りが浅く、疲労感がとれない人向けです。
心配事や不安に効果が期待できるので、人前に立つ不安などにも向いています。

また柴胡加竜骨牡蛎湯に似た名前の桂枝加竜骨牡蛎湯があります。
興奮しやすい人、不安感が強い人、体力がなく、疲れやすい人などに効果が期待できます。

人前に出るまえには向かない

柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)は、睡眠改善薬として飲まれています。
ですので、人前に立つ直前に飲むのには向いていません。

あがり症の人で人前に立つことが決まって当日まで不安で眠れない人や、人前に立った当日、疲れて
眠りたいのに興奮して眠れない人などに向いています。ただ柴胡加竜骨牡蛎湯は精神的な原因で不眠
になっている人にしか効果が期待できません。あなたの不眠の原因はなにか、具体的に考えてみましょう。

不眠の原因を調べてみると、痛み、かゆみ、嗣明時無呼吸症候群などの身体的要因がもっとも多い
といわれています。けがをしていたり、体調を崩しているとなかなか寝付けないものですよね。
また気温、騒音、時差ボケ、不規則な生活などの生理的要因で眠れなくなることもあります。
仕事で徹夜続きになっていたり、休みのたびに夜更かしをする習慣がある人がなりやすいです。

そしてあがり症が含まれる心理学的要因ですが、あがり症の人でも不眠の原因は別にあることがあ
ります。例えば仕事そのもののプレッシャー、家族との不仲、育児ストレス、金銭トラブルなど。
これらが原因の場合はそれを解消しない限り、不眠が生薬を飲んでも改善されることはありません。

あがり症が原因でうつ病になっている場合

あがり症が原因でうつ病になっている場合は柴胡加竜骨牡蛎湯よりも、メンタル面で対策を打つ方が
効果が期待できます。

例えば人前に立つ前にコツコツ準備と練習をして、自信をつけること。
また身なりを整えることは大切なことなので、人前に出る前に美容院へ行ったり、スーツを新調した
りしましょう。

あがり症でただでさえ辛い思いをしているのに、人前に出るための準備や練習なんてしている余裕が
ないと思っている人は、準備や練習をきちんとして人前に立った時に失敗するのが怖いのです。
今は準備や練習をしていなくて人前で失敗しているから、いざというときにきちんと練習すれば
いい結果が出せるという余裕が心のどこかにあります。

でもきちんと準備も練習もして、美容院へ行き、スーツも新調したのに失敗したらそれこそトラウマ
になってしまいます。そのリスクを冒すのが怖いから、努力する気にならないのです。
でもあがり症を克服することは自分を変えることです。自分を変えるにはそれ相当なリスクを冒す
必要があります。怖がらずにできる準備からはじめてみましょう。

生薬には即効性がないので対策が必要

生薬には西洋薬と違い即効性がありません。
ですので、効果が出るまでの間は対策を行う必要があります。

対策としては人前に出るための準備と練習が効果的といわれています。
準備と練習を行うためには、まず「人前でどういう自分でいたいか」を具体的にイメージしましょう。
髪型、服装、しゃべり方、雰囲気、しぐさ、プレゼンの内容など、できるだけ具体的に紙に書いて、
よく読んでみましょう。

そしてもし人前で理想的な自分でプレゼンや報告を行ったら、「失うものはなにか」書いてみま
しょう。同じように人前が苦手な同僚が離れていくかもしれませんし、先輩に嫌味を言われるかも
しれません。

あがり症を改善すればいいことだらけと理想を思い描いていると、目標を達成したときに現実に
ショックを受けてしまうことになります。ですので、目標達成後の生活を具体的にイメージしてみ
ましょう。仕事で認めらえて出世したら、今以上のプレッシャーが待っていますので、さらに大変
になりますよ。

ただそれを覚悟して努力をすれば浮足立つこともないですし、本来の自分を失ってしまうことも
ありません。

柴胡加竜骨牡蛎湯の飲み方

柴胡加竜骨牡蛎湯は他の生薬とは少し違った飲み方をします。
他の生薬は顆粒を水で流し込んで飲むものが多いのですが、この生薬はお湯に溶かして飲みます。

インスタントコーヒーのような感覚で飲めるので、薬を飲んでいるという感覚になりにくいです。
薬であがり症を改善することに抵抗がある人に、ちょうどいいですね。

口コミによると「緊張と疲れで毎日午前2時に必ず目が覚めて、朝まで眠れない生活を送っていま
したが、この生薬を飲み始めてから目覚ましが鳴る直前でいつも目が覚めるようになりました」
と書かれていました。やはり睡眠改善への効果を実感している人は多いですね。

ただ緊張や不安そのものを改善する効果は期待できないので、専門家の監修するテキストなどを
読んで改善していきましょう。

Q1柴胡加竜骨牡蛎湯はあがり症に効きますか?

A:気持ちを落ち着かせる効果と、精神と体を穏やかにする効果は期待できます。
でも日中に飲む人よりも寝る前に飲んで、睡眠改善に使用する人が多いです。

また急に人前に立つことになった時に、飲めるように常に持ち歩く必要があります。
飲み方がお湯に溶かすので、手間がかかりますし、生薬特融の匂いがあるから会社では飲みづらい
ですね。詳しいことは医師に相談して、ほかの方法も検討してみてください。

Q2柴胡加竜骨牡蛎湯で吐き気が出てる場合は何の薬に変更すればいい?

A:柴胡加竜骨牡蛎湯には、副作用があります。
吐き気、発疹、発赤、胃部不快感、腹痛などです。

もし服用してこれらの症状が出てしまったら飲むのをやめて、ほかの薬に変更しましょう。
ただ生薬は副作用が少ない薬です。西洋薬のほうが副作用が強いので、変更するとさらにひどい副作用
で悩むことになるかもしれません。詳しいことは医師に相談しましょう。

Q3柴胡加竜骨牡蛎湯で飲み合わせに問題がある薬はありますか?

A:柴胡加竜骨牡蛎湯に含まれている生薬と同じ生薬を配合した薬は、飲み合わせしないでください。
またダイオウという生薬も飲み合わせてはいけません。

これ以外の生薬や西洋薬なら、飲み合わせても大丈夫です。
ただ子供の場合はどんな飲み合わせでも柴胡加竜骨牡蛎湯を飲むこと自体、安全性が確認されていま
ぜん。詳しいことは医師に相談してみましょう。

Q4柴胡加竜骨牡蛎湯と桂枝加竜骨牡蛎湯の違いは何ですか?

A:どちらも神経の高ぶりを抑えてくれる効果が期待できるのですが、合っている体質が違います。
柴胡加竜骨牡蛎湯は体力がある人、桂枝加竜骨牡蛎湯は体力がない人向けです。

あがり症の人の中には体力があってスポーツ万能な人もいれば、体力がぜんぜんなくてスポーツを
普段全くしない人もいます。あなたの体質や生活習慣に合わせて飲む薬を選びましょう。
しかし、生薬を処方してくれる病院に行ったほうが安心です。医師に相談して処方してもらいま
しょう。

このようにあがり症を改善するといわれている柴胡加竜骨牡蛎湯には、さまざまな注意点があります。
私はこうした注意点がほとんどない専門家が監修したテキストを読んで、対策を実践した方が効果が
ありました。対策を続けていくことで自信がついて、ストレス耐性も強くなるので試してみてください。

あがり症の人は気力が落ちていることが多いから、コツコツ努力するのは辛いと思いますが、
抵抗を感じない方法から始めてみて、効果を実感できれば自然と続けられるようになりますよ。

-あがり症の薬

Copyright© あがり症を克服した方法は薬でもセミナーでもなく , 2019 All Rights Reserved.