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あがり症の薬

インデラルのあがり症への効果がいまいちだった人がいる

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インデラルという薬はあがり症に効果があるといわれています。もともとは高血圧症や狭心症などの
病気の治療に処方されますが、緊張を和らげてくれる効果が期待できるそうです。

でもこの薬を飲み続けても効果がないという口コミを、いくつも見かけます。
私自身もあがり症でとても悩んでいるときに、インデラルを飲もうかと思ったことがあったのですが、
いろいろ調べてみて期待したような効果は出そうにないと思い、使いませんでした・・・。

それからいろんな書籍を読んだり、セミナーに通ったりしましたが、最終的に私に効果があったのは、
専門家が監修したテキストでした。テキストを選んだ経緯についてお話ししていきます。

インデラルはあがり症に効く?

インデラルがあがり症に効かなったという口コミが多いのは、精神的に作用する薬ではないから。
あがり症は精神的な症状だから効果が出にくいのです。

調べてみると、インデラルは製薬会社アストロゼネカが製造販売している医薬品でした。
インデラルにはβ受容体を遮断する作用が期待できます。

β受容体とは交感神経のひとつで、心拍数を増やします。このβ受容体をブロックして
心拍数を減らすので、狭心症の発作を予防してくれるといわれています。
心拍数が減って全身に送られる血液量が減ることで血圧が下がるから、高血圧にも効果
があるといわれているのです。

インデラルがあがり症に効果があるといわれているのは、心拍数を抑えるからですね。
私も以前は人前に出て緊張すると、心臓が破裂しそうなくらいにバクバクしていました。
この心臓のバクバクを予防する効果が期待できるから、あがり症に効果があるといわれています。
でも口コミでは「効かなかった」という人が多いです。

実際にあがり症にはインデラルは効果がいまいち?

緊張したときの症状は、心臓のバクバクだけではありません。
私の場合は手が震えて文字が書けなくなったり、顔が赤くなってしまいます。

それを気にしてさらに赤くなったり、緊張のしすぎて喉が開かなくなって声が小さくなってしまっ
たりしました。インデラルではこうした症状にまでは作用してくれないという口コミがいくつかあり
ました。心臓のバクバクがあっても声が出ればどうにかなる人や、手さえ震えなければ何とかなる人
などには、それよりも声の震えや手の震えをとめる作用がほしいですよね。

同じあがり症の人でも「どうしかしたい!と思ってる症状は、人によって違います。
心臓のバクバクを改善する効果は期待できるのですが、それ以外の症状もすべて改善する効果は期待
できないのです。

インデラルは飲むタイミングがよくない?

インデラルがあがり症に効果がないと私が思う理由は、飲むタイミングにあります。
インデラルはスピーチや朝礼など緊張する場面の約1時間前に飲む必要があります。

薬の効果を得られるのは、血中薬物濃度がピークに達するまでの時間~効果が半減するまでの時間。
効果が半分以下になってしまうと、症状を抑えるのは難しくなります。
インデラルの場合は飲んでから約1.5時間後にピークに達して、約4時間後に効果が半減します。

スピーチや朝礼は始まったばかりのころよりも、重要な部分になったときにピークになっていた方が
いいでしょう。朝礼の場合は通勤中に途中でいったん電車を降りて、服用することになります。
これを続けるのは大変ですよね?だから私は実用的じゃないなと思いました。

インデラルは血液にだけ作用するわけではない?

インデラルは狭心症などの治療に使われていて、心拍数を抑えてくれます。
血液は全身に影響するので、あがり症という全身的な症状にも効果が期待できるといわれているのです。

例えば、あがり症で冷や汗をかいたり、喉が渇いたりする場合は交感神経が過剰に働いています。
この交感神経が興奮するのは、血液中のノルアドレナリンの数値が緊張や興奮で上がるからです。
ノルアドレナリンは脳内や神経に作用します。

インデラルで血液の配給量を抑えればノルアドレナリンの数値も下がるので交感神経の働きも抑え
られます。これで、あがり症の症状も抑えることができるといわれているのです。神経の高ぶりを
抑えてくれるので、緊張にも効果的と言われていますね。

しかし、薬だけで改善するほどあがり症は単純な症状ではありません。
例えばスピーチ前の緊張、不安がひどくて辛いと思っている人には血液の薬よりも精神に作用する
薬が向いています。

あがり症への効果と副作用を心配しないといけなくなる?

あがり症の人は、もともと繊細で不安要素に弱い傾向にあると思います。
インデラルであがり症を治すなら効果があるか不安になるし、副作用が出ないかも不安になります。

インデラルの副作用を調べてみると徐脈、めまい、むくみ、判断力の低下などがありました。
狭心症の人は1日3回、合計90mgまでの分量を症状に合わせて処方されます。
1回10㎎で効果がある人もいれば、30㎎飲まないといけない人もいてさまざまです。

あがり症の人は効果を得たいときだけ飲めばいいのですが、それでももし副作用が出たら緊張して
いるうえに、めまいや判断力の低下と戦わないといけなってしまいますね。

あがり症の改善には専門家のサポートが必要?

あがり症は単純に緊張しやすい体質だから、心構えだけで治ると誤解している人もいます。
でもあがり症は専門家のサポートなしでは、改善しにくいです。

あがり症までいかない単純な緊張は、専門家のサポートがいりません。
もともと緊張は、危険から身を守るための動物の防御本能です。
呼吸や鼓動が速くなるなどの特徴がある半面、集中力が増すので、緊張することそのものは悪いこと
ではないからです。

これよりさらに緊張してしまうと極度の緊張状態になって、「失敗するかも」とか「笑われてしまう
かも」と言ったマイナスなイメージがどんどんわいてきて手に汗をかき、声が震えてしまいます。
これがさらにひどくなると、緊張して失敗した記憶がよみがえってしまいます。

トラウマになり、同じように緊張すると失敗をしてしまい、トラウマがどんどん積み重なっていって
しまうのです。このトラウマ改善には「成功するイメージを抱くこと」が効果的と言われています。
でもこのイメージを抱けないから、あがり症の人は困っているのです。
ですので専門家のサポートを受けて、ポジティブなイメージを持てるようになる必要があります。

通販で買ってしまう人が多いインデラルのデメリットは?

あがり症を治すには、専門家のサポートが必要です。
でもインデラルは通販で買えてしまうから、医師に相談したことがない人もいます。

調べてみると、市販のインデラルはたくさんの種類がありました。
「インデラル10㎎」「インデラル40㎎」「インデラルジェネリック10㎎」「インデラルジェネリック
40㎎」「インデラルジェネリック ベータプロ10㎎」「インデラルジェネリック ベータプロ40㎎」。
ただ海外製の薬で輸入規制がかかるので、もう買えなくなっています。

口コミをみてみると、変わりに緊張を抑えてくれる効果が期待できる「メインテートジェネリック5㎎」
(1,985円)を買っている人が多いようです。

インデラルのほうが即効性が期待できるようですが、徐々に緊張が和らいできたという声が寄せられて
いました。ただこちらも海外製なので、日本人には効きすぎないかが心配です。
日本製の市販薬を使う人もいますが、こちらも効果には個人差があります。

市販の日本製の薬の特徴とは?

市販の日本製の薬は日本人に合わせて作られているので、海外の薬に比べると不安要素が少ないです。
日本には、さまざまなあがり症を緩和する効果があるといわれている市販薬があります。

例えば「イララック」ですね。食品物由来の生薬成分のパッシフローラ乾燥エキスやチョウトウ
コウ乾燥エキスなどが配合されていて、服用した1時間後~8時間後まで効果が続くといわれています。
値段が1,100円代と手ごろ。

他には「パンセダン」には植物性の睡眠鎮静剤です。あがり症の人はスピーチやプレゼンなどの
前日の夜から眠れなくなってしまうことがあります。その不眠症を改善する効果が期待できるので
あがり症改善を期待できるというわけです。

他には天然生薬5種類だけの「アガラン錠」、7種類の生薬が配合されている「アロパノール」など
があります。日本製の薬は生薬成分が使われているから、ゆっくり効果を発揮するのが特徴です。

でも口コミを見ていると、効果があったという人もいればぜんぜん効かなかったという人もいます。
生薬なので西洋薬に比べて体への負担は少ないですが、効果がじんわり出てくるのであがり症を
改善するまではいかない人もいます。

インデラルを飲み始めると依存してしまう?

あがり症に効果が期待できるといわれているインデラルですが、私はやめておきました。
その理由は口コミを見て「もしかして依存してしまうかも」と思ったからです。

インデラルが日本でも買えた時期に書かれた口コミをまとめてみると、「飲んで1時間くらいで
リラックスできる。頭が痛いときにも効くから常用してる。職場と自宅に1箱づつないと不安」
というものや「効き目は期待明日ほどじゃないけど、飲まないよりも飲んだほうがマシ。手元にない
と不安だから常にストックしてます」といったものがありました。

5件の口コミのうち、常にないと不安という口コミは3件。
5件の口コミをみただけですが、半分以上の人が依存しているのは多いなと私は思いました。
インデラルには中毒性のある成分が入っているわけではないのですが、「インデラルを飲めば緊張が
和らぐ」というのは「インデラルがないと、緊張してしまう」ということなので依存しやすくなります。

ですので、インデラルを飲まない方法であがり症を改善するか、インデラルと他の方法を組み合わせて
改善して、薬に依存しないようにしましょう!

インデラルだけであがり症が治った人の体験談は?

インデラルだけであがり症を治すのは難しいものがありますが、実際にインデラルだけであがり症が
治っている人はいます。

例えば社会人1年目で、週に1回の人前での報告が苦痛で仕事を辞めたくなってしまった男性は、
インデラルを始めて飲んだ1時間後にプレゼンをしたら、今までの緊張は夢だったんじゃないかと
思うくらいにまったく緊張しなかったといいます。いつものドキドキも、手の震えも、声の震えも
一切なかったそうです。

でも報告前の「失敗したらどうしよう」とか「あと30分ではじまる」という緊張感や不安感は
ぬぐえないといいます。インデラルはあくまで血液や心拍数に作用する薬なので、精神には作用
してくれません。

不安を消したいなら抗不安薬を飲む必要がありますが、薬の欠点を補うために飲む薬を増やす
というのは危険な対処法です。どんな薬にも欠点はあるから、それを埋めるために薬の種類を
増やし続けていたら、薬の量がどんどん増えてしまいます。

インデラルはリラックスできるというよりボーっとするだけ?

インデラルを飲んで効果があったという人の体験談をいくつか読んでいると、リラックスできる
というよりも頭の回転が遅くなってボーっとしてしまうそうです。

心拍数が減るから全身へ送られる血液の量が減ってしまい、頭に行く血液の量が減るからです。
これで神経が過敏になったり、あれこれ考えすぎてしまうことがなくなります。
ただ「ふわふわと車酔いしているような感じになる」「疲れやすくなる」という口コミも。

また「集中してバリバリ仕事したい人や集中力がいる仕事の人は危険」「試験前には飲まないほうが
いいと思う」という意見もありました。

あがり症になる原因とは?

あがり症になる原因は人によって大きく違います。
主に養育環境、失敗体験、社会的な役割の変化が原因であがり症になります。

アメリカで行われた調査の結果では7人に1人の割合で、あがり症になってしまうそうです。
日本人よりも緊張やプレッシャーに強いイメージのあるアメリカ人ですが、意外とあがり症になる
人の割合が多いのですね。

あがり症になってしまう原因は、人種が関係ありません。ただ個人差が大きいのでひとりひとり
違います。養育環境が原因になっている場合は、親が周りの評価を気にしすぎて子育てをしていたり、
過保護な育て方をしたり、恥をかかせる形で罰を与える育て方、愛情が育てられないような育て方を
した場合などがあります。

あがり症の人はプライドが高い?

あがり症の私は以前、失敗やバカにされることを過剰に恐れています。
これが「プライドが高すぎる」ということなのかと、悩んでいたこともあります。

あがり症の症状を調べてみると社交場面で自分の立ち振る舞い、様子、態度などがほかの人に否定
されたり、馬鹿にされたりするのではないかと不安に思っているのです。
それがだんだん悪化していって、人前だけではなく苦手な社会的状況で強い不安や恐怖を感じたり、
それを我慢することに疲れてしまって、人生を楽しむ余裕がなくなってしまうことも・・・。

でもその原因について調べてみると、プライドが高くて「恥をかきたくない!」と思っているわけ
ではないそうです。むしろ自分に自信がないからこそ、些細な失敗も強く恐れてしまうのです。
その強い不安が6か月以上続く場合は、日常生活や社会生活に支障をきたしてしまいます。

アルコールや薬物の影響でない場合、パニック障害、醜形障害などによる不安でもない場合はあがり
症です。抗不安薬にはクロナゼバム、エチゾラム、ロラゼバム、アルブラゾラム、クロチアゼバムな
どがあります。長時間効果が期待できるのは、抗不安薬のロフラゼブ酸エチルです。

あがり症は他の薬でも治せる?

あがり症にはインデラルを処方されることがあります。
でもほかの薬を処方される人もいます。

不安や緊張を抑える効果が期待できる抗不安薬や発汗を抑える効果が期待できる抗コリン薬、吐き気を
軽減させる効果が期待できる制吐剤などです。インデラルは動機や震えを軽減させる効果が期待できる
β遮断薬ですね。ただこれらの薬は、丸1日効くといわれていません。

丸1日効くといわれているのは、SSRIという幸せな気持ちの時に分泌されるセロトニンの分泌を促す効果
が期待できる抗うつ剤、長時間不安を軽くする作用が期待できる抗不安薬です。

パロキセチン、エスシタロプラム、フルポキサミンというSSRIは社会不安障害への適応が認められて
います。こうした抗不安薬やSSRIを処方してもらえる心療内科では、心理療法も並行して行っていきます。
通販で買えない分、専門家の治療も受けられるので私はインデラルよりもこうした精神面に効果が期待
できる薬のほうがいいと思います。

インデラルであがり症が治った人のコツとは?

インデラルには直接あがり症を治す作用はありませんが、心臓のバクバクを抑えて冷や汗や興奮を
沈めてくれる効果が期待できるといわれています。

効果には個人差がありますが、緊張をした時に見られる症状が和らいだ人もいます。
そしてその状態で発表やスピーチ、プレゼンなどが成功して自信が持てるようになるのです。
こうした成功体験がないと自信を持てないので、あがり症は治すことができません。
ただインデラルが合わない人には、まず緊張が和らぐことがないので成功体験も得にくいですね。

インデラルであがり症が治った人たちはみんな、インデラルを飲んだあとの何度目かのスピーチや
プレゼンで緊張しないでしゃべることができています。ですのでインデラルの代わりに心理療法を
用いたり、専門家のアドバイスを受けたりして、同じような成功体験を積めば、あがり症は改善し
ます。

薬に頼らないで、同じような効果が期待できる治療法を試したほうが根本的な解決になると私は
思います。実際に私も専門家監修のテキストを読んで、心理療法を行い、あがり症を改善できました。

あがり症を克服する対処法を専門家に聞くには?

あがり症を克服するには効果が期待できる薬を飲むことよりも、対処法を知って実践したほうが効果的
だと私は思います。私自身が薬よりも専門家のテキストであがり症を克服できたからです。

日本にはあがり症の患者が多くいるので、あがり症克服のマニュアル本やサイト、セミナーなどが
たくさんあります。私も何冊か本を読んでセミナーにも行ったことがあります。
でもその内容のほとんどは「見ている人たちをカボチャやジャガイモだと思いましょう」とか
「自分が成功しているイメージを持って人前に立ちましょう」というものでした。

効果がゼロとはいいませんが、これができないから困っているのです。
それなのによく聞くありきたりな緊張をほぐす方法しか教えてもらえなかったから、本当にがっかり
しました。こうした方法はふつうの緊張には効くけど、あがり症には効かないのです。

あがり症の専門家が監修したテキストなら、具体的にどうすればリラックスできるのか、
どう準備したり、練習したりすれば、人前でパニックにならずに済むのかが書かれています。

評判の薬であればあるほど、試して効果がなかった時は落胆が大きいです。
でも、あがり症は薬だけで治るようなものではありません。
テキストを読んでアドバイスを実践して、少しづつ改善していったほうが確実だと私は思います!

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