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緊張しやすい

セロトニントランスポーターの役割や活性化するコツ

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あがり症や緊張しやすい性格、うつ病などの精神疾患を抱えている人は、脳の障害や疾患が原因と
いわれています。

慢性的であれ一時的であれ、脳に何かしらの異常が出ているので、異常な精神状態になってしまって
いるのです。でも生まれつき緊張しやすかったり、あがり症という人は生まれつき脳に異常がある
ということになります。

私は長年あがり症で困っていましたが、専門家監修のテキストで改善することができました。
誰にでも実践しやすい方法がたくさん載っていると思うので、生まれつきの気質や脳の以上の人でも
改善できるのではと思います。今回はセロトニントランスポーター遺伝子と緊張などの症状の関係性
について調べてみました。

セロトニントランスポーターとは?

セロトニンとは脳と腸内にある物質で、伝達物質と呼ばれています。
リラックスしたり、幸せを感じたり、快楽を感じた時に分泌される物質です。

このセロトニンが減ってしまうとリラックスできなくなったり、幸せに対して鈍感になってしまい、
ストレスがたまる一方になってしまいます。これを改善するためにはセロトニンを増やすために
材料になるトリプトファンなどを食べ物から摂取する必要があります。

このセロトニンの量を調節しているのが、セロトニントランスポーター遺伝子です。
たんぱく質で出来ていて、脳内神経間でやりとりされるセロトニンを、再び神経に取り組むという
役割を持っています。

セロトニントランスポーター遺伝子は2種類ある

セロトニントランスポーター遺伝子は、2種類あります。
短いS型と長いL型に分かれます。

セロトニントランスポーター遺伝子は両親から1本づつもらうので、S型を2本持っているSS型、L型を
2本持っているLL型、S型とL型を持っているSL型の3タイプに分かれます。セロトニンの量を的確に
調節できるのはLL型で、次いでSL型、最後に両方短いSS型という順番になります。

生まれつき持っているセロトニントランスポーターは、人種によって差があります。
例えば黒人はL型の平均本数が1.47本、白人はL型の平均本数は1.12本、黄色人種はL型の平均本数は
0.69本でした。黒人が一番、LL型が多いという傾向がわかりますね。白人は黒人よりは少ないですが、
もっとも少ないのは私たち黄色人種でした。

黒人の方が何となく楽観的に見えるのは、セロトニントランスポーター遺伝子が影響しているのかも
しれません。

日本はセロトニントランスポーター遺伝子が少ない人の割合が世界で一番多い

黄色人種はセロトニントランスポーター遺伝子が短い人が多いですが、日本人は特に多く、世界で
一番セロトニントランスポーター遺伝子が短い人の割合が多いといわれています。

ただ世界で一番セロトニントランスポーター遺伝子が長い人が多いといわれているのは、南アフリカ
です。発展が進み、世界の先進国との差が埋まってきましたが、日本とは環境や国民性が異なるので、
セロトニントランスポーター遺伝子以外にも、文化の違いなどがあると私は思います。

でもセロトニントランスポーター遺伝子がLL型というのは、日本に3割くらいしかいないといわれて
いるそうです。ですので日本のほとんどの人がSL型、SS型で特別セロトニンの量が多いわけではない
のに明るく生きているのです。

ただみんなそれぞれに悩みを抱えているので、世界的にみて幸福度は低いです。
日本は謙虚さを美徳するところがあるので、それが関係しています。

南アフリカの大学教授に「あなたが他の教授よりも優れていると思うか」というアンケートを行った
ところ、約50%の人は「はい」と答えたそうです。日本でこのアンケートを行ったら「はい」と答え
る人はほとんどいないことが推測できます。謙虚さが幸福度を下げてしまう一因になっているのです。

セロトニントランスポーター遺伝子的性格の種類

セロトニントランスポーター遺伝子的に考えると、日本人の性格は4種類に分けられます。
自分がどのタイプの性格かを知ることで、対策も考えやすくなります。

まずは「楽観・新寄性型」です。セロトニンによるブレーキが穏やかで楽観的です。
ドーパミンの働きは非牡蠣的強く好奇心旺盛、天真爛漫、柔軟に物事を考えられる、のんきで気楽、
攻撃的で活動的、社交性が高く積極的という特徴があります。

「慎重・新奇性型」はセロトニンのブレーキが強いので、慎重だがドーパミンの働きが比較的強い
ので好奇心旺盛という反面もあります。
神経質、注意深い、ストレスがたかりやすい、慎重だけどリーダー気質、努力家だが自信過剰で自分
に対して過大評価を与えてしまう、自営業に向いているという特徴があります。

「楽観・地道型」はセロトニンのブレーキが弱く楽観的だが、ドーパミンの働きも弱いので地道な
性格。周囲とバランスをとるのが上手で、生真面目で明るい人という特徴があります。謙虚で落ち
着きがあるが社交性もあり、人あたりがいい、誰からも信頼されやすいいい脇役タイプです。

「慎重・地道型」はセロトニンによるブレーキが強く慎重、ドーパミンの働きが弱く地道なタイプ。
着実にコツコツ努力をして結果を出すタイプで、しっかり考えてから物事に取り組みので、反省を
深くする性格です。不満が少なく、気分の浮き沈みも少ないが、完璧主義者で他人の評価に鈍感と
いう特徴があります。

セロトニントランスポーターが短いことのメリット

セロトニントランスポーターは、日本人の7割くらいの人が短いといわれています。
これが幸福感を下げてしまったり、自己満足度を下げてしまう原因になっています。

しかし、セロトニントランスポーターが短いことはメリットもあります。
例えばDLPFCを活性化することです。

DLPFCとは背外側前頭前皮質のことで、物事を合理的に考えて、自分にとって損か得かを計算する
脳の部位のことです。知能指数が高い人ほど、このDLPFCが発達しています。このDLPFCを活性化
しているのは、不安感情です。

人は不安になると、自分にとって危険なことやそんなことは何か、それを避けるためにはどうしたら
いいのか、逆に自分にとって安全で得になることは何かと考えるようにできています。このときに
働きているのがDLPFCなのです。

日本人のセロトニントランスポーターが短いことが不安感情の高さにつながり、DLPFCの発達に繋がっ
ていることで、日本の企業は長持ちする傾向にあります。世界中で創業200年を超える会社の約8割は
日本に集中しているといわれているのは、セロトニントランスポーターが短いからだと私は思います。

またDLPFCは最近では30歳くらいまで発達するといわれているので、古くからあることわざの「苦労は
若いうちに買ってでもしろ」というのは、危機管理能力や問題への解決力を養うタイミングは若いうち
しか発展しないという医学的な発想に基づいているのです。

でも人間の体は死ぬまで成長し続けるので、60歳過ぎて筋トレを始めてもしっかり筋肉が付くという
データもあります。ですので、30歳を過ぎていても、コツコツ不安に対して対策を打っていくことで
危機管理能力やプレッシャーと上手に向き合える人になれます。私も30歳を過ぎてから専門家監修の
テキストがきっかけで、対策や練習をするようになり、ひどいあがり症を改善できましたよ。

セロトニントランスポーターが長い人のデメリット

セロトニントランスポーターが長い人は、不安要素が少ないので楽観的に生きていくことができます。
でも危機に直面した時にうまく対処できなかったり、事前に準備をしておけないという特徴があります。

例えばある男性の体験談に「海外出張の時に、トラブルへの備えをほとんどしないことに驚いた。
『問題がおきたらどうするの?』と現地の社員に聞いたら『そのときに考えるんだよ』と当たり前
のように言われてしまった」と書かれていました。

楽観的な発想なので、「いざというときのために備えを…」という発想があまりないのです。
日本は会社に必ずトラブルが起きたときのマニュアルがあり、設備があるので創業200年以上続く
会社が多いのだと思います。

また日本はとても狭い国なのに災害が多い国です。災害への応用力は世界的にみても、高いといわれ
ています。これは自信が多いことだけではなく、セロトニントランスポーターが短いことも影響して
いるといわれています。

日本人気質を生かせば楽観的で慎重な人になれる

不安要素が多く常にびくびくしながら生活しているのは辛いですが、楽観的で過ぎてトラブルに
準備ができないのも困ったものです。

楽観的でトラブルにも事前に準備できるバランスのとれた人になるためには、どうしたらいいので
しょうか?まずセロトニンの材料になるトリプトファンを多く含んだ食べ物を食べましょう。
肉類、魚、卵、乳製品、大豆食品など多くの食べ物に、トリプトファンは含まれています。
とくに豆腐、納豆、みそ、しょうゆなど日本食を昔から支えてきた大豆食品には、トリプトファン
の吸収を邪魔する動物性の栄養素は含まれていないので、おすすめです。

これらの食品をバランスよく毎日食べながら、不安を感じることをリストアップしてひとつひとつ
に対処法を考えていきましょう。例えば「明日のプレゼンが不安」なら資料を読み返してわかり
づらいところを改善し、何度も読む練習をしてください。

「借金をしていて返済が不安」という場合は収入と生活費を計算し、預金額も考慮して毎月どれくら
い払うことができるか、完済までにどれくらいかかるかを計算して手帳に「借金完済日」を記入して
おきましょう。

問題を具体的に考えて、少しづつ行動を起こすことで不安要素は減っていきますよ。

不安になりやすい性格や緊張しやすい性格は親の遺伝

不安になりやすい性格や緊張しやすい性格は、思春期に形成されるといわれています。
あがり症や社交不安障害は、10代前半~20代前半に作られるといわれているのです。

しかし、実際には物心ついたときからあがり症だったり、人目に触れるのを嫌がる子も多いです。
これは人の性格の50%は、両親から遺伝するといわれているからです。
日本の最新研究の発表で遺伝子が性格形成に影響する率が、50%とされています。
性格形成に影響があるといわれていた生育環境は30~35%程度で、母親の影響は5~10%なのです。

生まれつきのセロトニントランスポーターの長さも、性格形成に影響をしています。
半分くらいの性格は治せないので、残りの半分を治していきましょう。

自分の性格を100%治せないことにショックを受ける人もいるかもしれませんが、半分しか治せない
ということは半分だけ治せばいいということです。全部を治すのはとても大変ですが、半分なら出来
そうな気がしますよね?

セロトニンだけを増やすと偏った発想になってしまう

セロトニンはリラックスや快楽を感じた時に分泌される物質で、緊張や不安をほぐすといわれていま
す。しかし、セロトニンだけを増やすと性格や物事の考え方に偏りが出てしまいます。

人の感情に大きく関係している脳内物質はセロトニン以外に、快楽を感じたり、やる気が出たときに
分泌されるドーパミン、不安や不快感を感じたときに分泌されるノルアドレナリンがあります。
この3つの物質のバランスがとれている人は、性格が安定していて物事をスムーズに進めやすい人です。

ですのでセロトニンだけを増やそうとするのではなく、他の物質とのバランスを考えましょう。
ほかの物質とのバランスを整えるためには、栄養バランスのとれた食事をして、規則正しい生活
を送り、ストレスはためないようにしてください。

日本古来の恥の文化が不安要素を大きくしている

日本人に不安要素が多いのは、恥の文化が古来からあるからです。
欧米は悪いことをしたら恥をかくのではなく、罪を償うという文化です。

欧米では罰を与えるのは神様で、悪いことを隠れてしても神は観ていると考えられてきました。
そして教材で懺悔して、罪を償い、心を入れ替えるという習慣がありました。

しかし日本は悪いことをしたら恥をかくと考えられてきて、お互いに助け合て生きてきた農耕社会
から追放されてしまうのです。集団からの追放を恐れて、人々は常識的な行動をとってきました。
これが「集団に属していないといけない」「集団に失望されたら終わり」という日本人の考え方の
土台になっています。

簡単にできるストレス解消法を知っておこう

簡単にできるストレス解消法を知っておくと、不安要素が多くてもストレスをためないで生活を
することができます。

例えば思いっきり伸びをすることで肩こりや首コリ、腰痛などがほぐれて気持ちがすっきりします。
自信を無くしていると無意識に心臓を守るために猫背になり、肩が内側に入ってしまいますが、
思いっきり伸びをすることで、姿勢もリセットできます。

また椅子に座ったままでも立ったままでもいいので、1分間目を閉じましょう。広い草原や海を
イメージして目を閉じると、仮眠をとった場合の効果ほどではありませんが、1日のリスタートを
切ることができます。

ほかには休みの日に本当にやりたいことをきちんとする、興味のあることにどんどん挑戦すると
自己実現できない自分へのいら立ちが減るので、効果が期待できます。

Q1セロトニントランスポーターが短いから不安になりやすい性格は治らない?

A:セロトニントランスポーターが短い場合は、不安要素が多いといわれています。
しかし不安はさまざまな対策を行うことで、不安要素は減らすことができます。

例えば人前でプレゼンを行う場合は、入念に準備や練習をすることで不安を減らせます。
さらに美容院へ行く、お気に入りのスーツを着ていく、好きな香りのアロマをハンカチに垂らして、
それをポケットに入れていくなどの対策で緊張や不安を軽くすることができると思います。

Q2セロトニントランスポーターは何で出来ているの?

A:セロトニントランスポーターは、シナプス近傍の膜たんぱく質です。
セロトニンはトリプトファンが材料になりますが、セロトニンとは材料が違います。

セロトニントランスポーターの役割は、セロトニンをシナプスからニューロン内部に移動されること
です。セロトニントランスポーターが正常に働いていないと、リラックス作用が効果出来るセロトニン
が移動できなくなってしまいます。ですので、ストレスをためないようにしましょう。

Q3日本人が暗いといわれている理由はなんでしょうか?

A:日本人が暗いといわれているのは、セロトニントランスポーターが短い人が多いからです。
物事を楽観的に考えることが苦手なので、セロトニントランスポーターが長い人が多い南アフリカ
の人たちからすると、暗いと思われるのでしょう。

でも日本人にも明るい人はたくさんいるので、日本人だから明るくなるのは無理ということはあり
ません。1日の終わりに自分が頑張ったことを10個数える習慣を持って、自己肯定感を高めてください。

Q4不安や緊張に弱い人はセロトニントランスポーターが働いてない?

A:不安や緊張に弱い人は、セロトニントランスポーターが短いという特徴があります。
働いてはいるのですが、働きが弱いのです。

活性化する方法は、そもそもセロトニンの分泌量を増やすことです。セロトニンの量が増えれば、
それに関連する器官の働きは活性化します。トリプトファンが多く含まれる肉類や大豆食品を食べ、
セロトニンの生成量を増やしてください。

また適度な運動や規則正しい生活を置くと、セロトニンの生成を促すことができますよ。
私はひどいあがり症や不安になりやすい性格を専門家監修のテキストを読んで、対策を知って改善
しました。改善しようという意欲があっても、対策を打つ方法がわからないと努力のしようがない
ですよね?テキストなどを参考にすると、努力しやすいですよ。

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